書籍

【白魔女まる秘術】神さまとつながって、新年の幸運を呼び込もう! 魔法を具体的に学べる実践マニュアル。

いよいよ新年へのカウントダウンが始まろうとしている今、皆様は如何お過ごしでしょうか?
今回ご紹介する書籍は、プレアデスシリーズでお馴染みの愛知ソニアさん「神さまとつながる白魔女まる秘術」です。
これはぜひぜひ、新年の幕開けに活用したいですよね!
お手元にない方は宅急便屋さんに頑張ってもらうということで(宅急便屋さん、ごめんなさい;)、ぜひお手元にとって新しい年をお迎えくださいませ!

魔法とは?


※魔法使いが出てくる作品はいっぱいあります。
写真はロード・オブ・ザ・リングなどでお馴染みのガンダルフ。
魔法使いは「賢者・賢人」のイメージも同時にありますね。

皆様は、魔法についてどのぐらいご存知ですか?
実は私、白魔女にすごく憧れた時期があって(時代は1980年前半なので、ゲームのRPGもない頃です)白魔女について書かれた本を買いあさったことがありました。
きっかけは「ケルト神話」だったんですよね。ケルトに出てくる「ドロイド」に憧れ、ルーン文字も分からないながらも単語帳に書いて覚えようとしてみたり。(てーんでダメでしたが;)
ですが当時出ているのは、「MyBirthday」という占い雑誌が出している本ぐらいで…あまり参考になるものは残念ながらありませんでした。

ピュアな気持ちが失われていくと共に、私の中にある白魔女への憧れも同時に失われていったわけですが…ウん十年してから本著の紹介をさせて頂く機会を頂き、「なるほど! そうだったのか」と腑に落ちることばかりです。むしろ、書店や図書館を駆けまわっていた当時の私(中学生)に教えてあげたい程です。

冒頭で、著者である愛知ソニアさんはこう述べています。

「実際にプレアデスをはじめとする異星文明と魔術の世界は、切っても切れない深い関係にあります」(P1より引用)

なるほど。確かに異星文明と魔術は深い縁で結ばれているかもしれません。
そもそも、魔術って何でしょう? 例えば、私が「白魔女について」調べまくっていた時期にタイムスリップして、iphone片手に「ほら。本屋や図書館でそんな血眼にならなくても、こんなに情報があるんだよ」と当時の私に見せたら、私はびっくりしまくって「ま、ま、魔法だ」と思うことでしょう。
魔術っていうのは、とどのつまり「私達の現時点の知識や想像には及ばない技」であり、逆に言えば「それが想像や知識が及ぶ程にまで進化」したとしたら、魔術ではなくなってしまうのかもしれません。そんなふうに、魔術が「当たり前」の時代になったら…素晴らしいことですよね!

また、ソニアさんは、こうも述べています。
「なぜ、人間は昔から魔法に惹かれるのでしょうか?
 それは、かつて私たちの多くが、マジシャンであり、魔女だったからです。そして、一度は生まれ変わっても忘れられないくらい不思議で、しかもすばらしく、この上なく楽しい魅惑の世界を経験したことがあるのです。」(P3から引用)

何だかワクワクしますね!

とはいえ、容易に使ってはいけません。ライターも正しく使えば実用性のある効果的なものですが、間違って使えば大惨事を引き起こすのと同じことです。
「魔法にコントロールされることなく正しく実践するためには、それなりの知識が必要です。そして無視してはならない最大の要素はというと、高次の存在たちの助けを借りて、安全に実践することなのです!(P17から引用)」

そのノウハウも、この本で述べられています。
さぁ、私と一緒に「魔法への旅」を続けましょう。

魔法とは、自分にとことん正直にならないと効果が現れない

ソニアさんは上記以外にも「今の時代そのものが、魔法の封印が解けて暴露される時代(p6~7)」と述べています。どんどん「不思議」が「当たり前」になりつつある時代。あなたはそれを受け入れますか? それとも、否定しますか?
魔法を叶えるには、この問いも重要なカギとなってくるようです。

時代を客観視している人であれば、すぐさま「今の時代は、明らかに『既存の価値観で否定されていたものが出現している時代』」と実感出来ると思います。それに際して必要なのは修行でもなんでもなくて…「自分に正直になること」
もしかしたら…意外にもこれが「一番、難しいこと」なのかもしれませんね(苦笑)。

また、興味深いことに、ソニアさんはカナダのヴィクトリアで住んでいた時に「かつて魔女で、迫害された記憶がある」という人達に数多く出逢ったそうです。
…実に悲しいことですが、これもまた地球の歴史の「一幕」として受容しなければならないのでしょう。
もしかしたら、「自分にとことん正直になれない」という方は、潜在意識下にそうした迫害の記憶があって、再び迫害を恐れて否定してしまうのかもしれませんね。
今はもうそういう時代ではないので、思い切って発現させてしまうことで過去も一緒に昇華されるかもしれません。


※「魔女の宅急便」の一場面より。
主人公のキキは、自分に迷いを生じたことで一時的に魔法を失いました。

場面は、友人のトンボを助けるために一心不乱で力を集中させているキキ。
魔法を叶えるポイントは「自分に正直に」が重要なんですね。

本著は、ただ技術的な説明だけではなしに、「(この本で)紹介している魔法をみなさんがご自分独自のやり方で実践し、自然とつながり、また神と女神たちとつながり、さらには内なる自己とつながると、あるケミストリー的ななにかが生じ、なにかが根本的に変わってしまうのです。みなさんご自身で、この本をもとにいろいろ試しながら、自分に合うツールを発見していただきたいと思っています(P22より引用)」というといころに目標がおかれています。

いわば魔法は、「内なる自己とのつながりを回復する」ことにも通じているのです。
自分軸を固定させるためにも、この本はぜひお薦めと言えます。

女神と魔女の関係について


※神話にはたくさんの女神が登場しますが、
その多くが魔術との絡みがあったそうです。

第1章では詳細に、神話の中に登場する女神についてと魔女との関連性が記されています。
また、個人的に興味を抱いたのは「女神曼荼羅」でした。女神曼荼羅では6つのアーキタイプに女神を分類し、今の自分がどの女神の特徴に当てはまるかを分析するのです。

1、パワーを司る女神(ハトホル、ヘラ、ニンフルサグ)
2、母を司る女神(イシス、デメテル、コーンゴデス、セレス、聖母マリア)
3、文化を司る女神(アテナ、ソフィア、処女マリア)
4、エロスを司る女神(アフロディテ、イナンナ、イシュタール、ビーナス、マグダラのマリア)
5、冥界を司る女神(ペルセポネ、エレシュキガル、ネフシス、ヘカテ、フローラ)
6、自然を司る女神(アルテミス、ダイアナ)

この図からも分かるように、上部3つの領域に属する女神の影の側面は、下部3つの女神に相当しており、女神と魔女は「コインの表・裏」の関係にあることが本著に述べられています。そして、この表裏である「女神の陰陽」の側面を活かすことで、白魔法にも効果をもたらすことが出来るそうです。

魔女の歴史

さて、ここからは「魔女の歴史について」です。
驚いたのは…魔女裁判で殺された人の人数は…
なんと! のべ900万人だそうです!Σ( ̄□ ̄|||)

900万人ですよ!
それがどのぐらいの人数か知りたかったので調べたところ…なんと「神奈川の人口とほぼ同じ(H27年度国勢調査結果 916万4074人)」でした!
神奈川県民の皆さん!! 今すぐ県外に避難してください!(…いやいや、もう魔女裁判ないから大丈夫…)

しかし、魔女裁判等で殺された人達で「ひとつの県の県民が消えてしまう程の数」って…恐ろしいことですよね…。
そう考えると「魔女として迫害された記憶」を持つ人達が多数生まれていても、不思議ではありません。(ちなみに、処刑された方の中には男性もいたようです。)

そうした犠牲にあった中でも聖人や偉人として語られている女性達のことが、本著で紹介されています。

ジャンヌ・ダルク
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン
ジョーン・オブ・ナヴァール
モンテスパン侯爵夫人
アリス・カイテラー

これは、ぜひ抑えておきたい要点ですね。

また、こうした時代を踏まえて20世紀のイギリスには「ネオペイガニズム」と呼ばれる信仰が生まれました。その中の「ウィッカ」と呼ばれるセクトは古代女神崇拝をし、自然との共生共存を目指したそうです。詳細についてはぜひ、本著でお楽しみください。

魔女に備わる予知能力とチャネリング能力

歴史と神託は、決して「切れない縁」で結ばれていると言っても過言ではないかもしれません。デルフィの神託におけるソクラテスの言葉は有名ですが、その他にも神託によって行われたことは多数ありました。
思えば、日本も卑弥呼によって統治されていた時代がありますし。(個人的に私は、日本は「女性性が強い国」と思っています。サムライ精神も、ただがむしゃらに相手を斬りつけるわけではなく、「慈悲」や「情け」「忠義心」など、調和を大切にする心があります。日本文化の「わび・さび」や、語韻に対して音に拘るというのも、女性性((右脳的))文化の現れな印象を受けております。いえ、もしかしたら「女性性と男性性をうまくミックスさせることに成功した文化」かもしれませんね。)

さて、ここでいよいよ「皆さんの中に眠るサイキックパワー」をチェックするテストがあります(P101)
23個の項目に「YES」「NO」で答えるのみです。
ちなみに私がやったところ…
え、ええ?
……ええええっ? そうだけど…うん、これもそうだけど…と当てはまり、結果は「18個」でした。
自分ではガッチガチ!!な左脳タイプで、サイキックとは縁遠い「超ウルトラ現実主義者」だと思っていたから…ちょっとびっくりでした。
確かに成人するまではサイキックな部分あったかとは思いますが(子供の頃、ユリ・ゲラーのスプーン曲げが面白いぐらい曲がるのでガンガン曲げていたら、ふと気が付くと家のスプーンがなくなってしまい、慌てて鍵付きの引き出しに隠した…なんて過去もありました。後からバレて、こっぴどく怒られましたが…)今は──ほとんど「感じられない」と思っていたので…よし、これを期に「がんばります!」。←って何を??

さて──ここまで来たら、いよいよ「実践編」です。
この本の素晴らしいところは、ただ「おまじない」的に白魔術の方法を伝えるのではなく、この本一冊で、すでに「白魔術師弟子入りコース」を歩んでいるかのように、緻密に勉強出来ることです。

自然界との関係性を深める

まずは、「自然との繋がり」を取り戻すべく、自然の観察を深めることが大切だそうです。──なるほど。興味深いことに、ルドルフ・シュタイナーも「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」の中で、繰り返し「自然を観察する必要性」を述べていました。それが、「目に見えないフィールド(超感覚的世界)を見ることに繋がるから」と。そこに通じるものがあるかもしれません。

魔法の実践において必要なエレメントは「土・火・風・水・スピリット」だそうです。
また、そうしたエネルギーを活用する為に地球が季節に応じて特別なものになる境目や新月などを使うのも効果的だそうです。

それから願いを叶える「月桂樹」を使った方法もあります。これはとても簡単に出来そうなので、さっそく私も「やってみます」!

魔女デビュー


※あなたはどんな魔女になりたいですか?
メリーポピンズみたいなキュートな魔女か、
或いはマレフィセントのような力強い魔女か…。

さて、いよいよ「魔女実践編」です。
ここで興味深いのは、「魔女としての名前をつける」ということです。

これは非常に大切であると思いました。名前って、色々な意味で「自分を象るもの」だと思えるからです。
ここで、皆さんも「自分の魔女名」をつけてみてください。
しかも、その方法がとてもユニークで、「生命数(誕生数)」から導き出すのです。
また、「名前が浮かばない~」という方は、ちゃんと「候補リスト」もありますので、ぜひそちらを参照してください。
必ず「これ!」というものが見つかると思います。

そして、名前が決まったら次に「宣言すること」が大切だそうです。そこで「白魔女宣言」を行います。

私、〇〇(自分の魔女名を名乗る)は白魔女です
私は地球の生きとし生ける者を敬い、
神聖な光の存在たちとつながって共同創造します。
私自らが宇宙の光の源とひとつとなり、
希望の星々と共に闇を照らします。
形なすものとわたしの家に住んでおられる
男神と女神たちのことを忘れることなく、
光と愛を共同創造することを誓います。
私は神聖な光の創造物です。
私は神聖な光を維持し続けます。
私は神聖な光を守ります。
私は神聖な光に包まれています。
私は神聖な光と一体になる者です。
どうか私のガイドたちよ、
私の思考と感情、行動を常に神聖な光でお導きくださいませ。 

洗礼においても宣言は大切です。
白魔女としての人生を歩む決意をしたら、まずはこの宣言から──ですね。

それから、白魔術に協力的な高次元のサポートをつけることも大切です。本著では大天使ラジエル、ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルのサポートを受ける方法が紹介されています。
また、魔法をサポートしてくれる女神としてイシス、アルテミス、ヘカテについての詳細にも触れています。

魔女デビューしてもグラウディングは大事

さて、ここまで準備出来たら、今度は「グラウディング」です。
グラウディングとは、「地に足をつけて、現実的に生きること(P234)」です。
そして、グラウディングの次には「スマッジング」というネイティブアメリカンの浄化方法がお薦めされています。ぜひこれは本著を手にとってご覧になってみてください。

本著はその他にも詳細な魔法内容や、言葉の宣言による魔法など、多岐にわたって触れられています。
今は2017年の年の瀬。2018年は、今年よりもさらに色々なことがパワーアップ、かつ加速化されると言われています。
そんな年の瀬に、この「白魔女まる秘術」を知ることが出来たのは、とてもラッキーかもしれません。

これからは、ただ他動的に生きるのではなく「人生をクリエイティブしていく」ということ。この本には、その方法が随所に書かれています。
ぜひ、この本で「白魔女修行」を積んで、2018年をよりクリエイティブに生きてみませんか?

(今回の記事紹介本)

神さまとつながる白魔女まる秘術 ご購入は「こちら

文責:ライター 篠崎由羅

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